今回は、神戸に創業された酒心館をお尋ねしました。5年前、山中伸弥・京大教授がiPS細胞の研究成果によってノーベル賞を受賞された時、そのスエ―デンでの晩餐(ばんさん)会で、ふるまわれたお酒が「福寿」という清酒です。今回の会社訪問では、そのお酒の製造元であり、宝暦元年(1751年)神戸に創業された神戸酒心館をお尋ねしました。日本では、清酒の需要が減り続けている中、10年前から世界のオンリーワンを目指して日本酒をブランド化する取り組みに尽力されたお話を、十三代目「安福武之助」社長からお聞きしました。ここでは、工場見学とともに、食事ができるレストランとお土産なども購入できるお店が同じ敷地の中にあり、社長お話の後、差し入れしていただいた「福寿」を食前酒に明石でとれた近海のお魚に舌鼓をうちながら、昼食をいただきました。