研修例会にて奈良市菅原町にある喜光寺を訪問。行基菩薩生誕1300年に当たる今年、縁の深い奈良市菅原町にある喜光寺を訪問しました。境内に清らかに咲きほこる250鉢の蓮の花を愛で、いろは写経を心静かに体験しました。また、山田法胤ご住職の法話があり、女性経営者に向けて、心の持ち方の大切さをお話くださり、以下のような、こころに残るお話をいただきました。仏教は、心のことを田畑に例え、3つの田を耕しなさいと言います。
➀三福田⇒敬田(敬う心) ②恩田(恩を感じる心)③悲田(人の悲しみや辛さを感じ、共感する心)田んぼは3年休ませると、田畑の働きを失う。常に、これら3つの田畑を耕し続けることが大切。
次に、「縁の大切さ」について。この世は、無明である。つかんだと思ったら、とんでもないものをつかんでいる場合がある。掴んで生かすことができるのは、縁。徳川幕府 柳生家家は、以下のような家訓を残し、繁栄することができた。「小才は 縁に触れても 縁に気づかず 中才は 縁に気づいて 縁を生かさず 大才は 袖すりあう 縁をも生かす 」と。